『倉橋エミ34歳、休職させて頂きます。』連載と、エッセイにしなかった理由。

 

 

 

 

 

⇒⇒パチクリ!

 

 

去年からちょろちょろと描いていた『エミのカラダ』という漫画があります。

 

心身に関する思いを漫画にしたいとずっと考えていて、最初は『カラダ日記』としてエッセイにしていたのですが。自分が登場人物だと描きにくくてやめました。というか、これに限らず、自分を描くのはとても気が引けます。例えば、ムッとする出来事を「あれもㇺッとした。これも実はムカッときた。」と正直に描けば描いただけ、「おおがさん、これは大丈夫かな…」と、周囲に日ごろ気を遣わせてしまうからです。

 

人は、殻をむいてむいてむいていくと、必ずどこかは神経質だと思います。自分のそういう部分を周囲に描いて見せるっていうことは、その気がなくてもちょっと脅しだなぁと思ってしまって、思い切り描けないのです。

 

『カラダ日記』も、そんなわけでしっくりとこず、『エミのカラダ』を始めました。エミは私ではないですし、私には言えないようなことも言えますし、私が言いそうなことも言えます。でもやっぱり私ではないので、エミを描いている期間は、「エミならどう思うだろうか」とずっと考えています。

 

去年の暮れ、主婦と生活社さんがお声がけ下さり、エミをWEB連載させて頂けることになりました。

 

私は演劇を長くやっていたせいか、どうしても、聞こえのいい抽象的なタイトルをつける癖があります。『エミのカラダ』だと、WEB漫画の読者は「体の漫画だろうな」と思って読み進めてしまうと、ごもっともな指摘を頂きました。この漫画は体というより、休職中のエミの心身を描く漫画なので、それが伝わるタイトルにしませんか?と。

 

ごもっともの連続です。言われればそりゃそうだと思うのに、1人では全然気づけないですねぇ。

 

『倉橋エミ34歳、休職させて頂きます。』というタイトルに変わって、パチクリ!で先々週から連載が始まりました。金曜隔週でございます。もともと4ページ程度の短い漫画の予定だったのに、私がどんどん長くしてしまいまして、1話ごとのボリュームが多いので隔週となりました。担当のサカイさん、ごめんなさい。

 

エミ、最初は暗いやつですけど、少しずつく元気になっていく予定ですので、読んでいて下さると嬉しいです。頑張ります。

 

 

 

おおがきなこ