初めてスランプというものになりました。

 

最後に書いたブログから、1年以上がたってしまいました。

 

こういったものはキライでないはずなのに、どうして手が止まってしまったのか。じゃあ漫画はどんどんバシバシ描いていたのかといえば、そうでもない。2017年よりも2018年の方が、描く早さはぐんと落ちました。2019年になって半月たちますが、まだ1本しか描いていません。

 

私には漫画以外にも、大事な仕事があります。夫婦で始めたお店があるんです。どこのどんなお店かは、なんかこうどこかで探れば出てくると思います。探れば出るなら口にしても同じだとは思いますが、それはなんとなくまだやってません。いくつか理由があるけれど、とても大きなのは、「漫画家として思ってることとお店として思ってることがちがうから」です。

 

私は、人の外見なんて各々好きにすりゃいいと思っています。他人が口を出すことでもないし、私自身、人の服装なんてどうでもいいです。どうでもいいっていうのは、関心がないって意味ではなくて、好きにしたらいいじゃんという意味です。オシャレとかオシャレじゃないとか、似合ってるとか似合ってないとか、そんなの別にいいじゃんって思います。

 

でもお店の人としての私は、似合うものを発見して楽しく過ごしてほしいと思っています。装うことを好きになって、自信を出して、もしくは安心を手に入れて、自由な気持ちで過ごしてほしい。こんなことは自分の口で言ったって嘘っぽくなりますけど、儲かりたくてそう思ってるんじゃないです。可愛いものを楽しい気分で買い物して、自由な気持ちで使ってほしい。で、それができるんですよ諦めないでください!っていうのを、めちゃくちゃ伝えたい。

 

お店の仕事にうち込むと、漫画が思い浮かばなくなる。これが2018年の終わりに起こりました。なんにも描けなくなりました。なんにも描けない内に、またしても新たな作家さんが次々と世に出て来て、ドカーンときました。ドカーンというのは、私の胸の内がドカーン、です。

 

こんなことを言うと大変卑屈に聞こえますが、私には才能やセンスが少ないです。常に本を読みまくり、勉強をしていないと、1ページも面白いものを描ける自信はありません。それが自分の良いところだとも思っています。センスで運んでいる筆ではないので、ちゃんと勉強を怠らなければ、スランプがなかったんです。

 

だから、描けなくなったのは初めてでした。9月に大好きな犬のオカメを失くしたのも大きいと思います。というか、それが全てかもしれません。早く気持ちを立ち上げねばと、私はまずお店の仕事に集中しましたから。

 

だけどそろそろ。というか今日、しんどくなってきました。なにか描きたい。上っ面じゃない、芯の芯から描きたいことを、描きたい。でも描けない。なんでだろう。

 

私は私から目を背けているんだと思います。オカメが死んだ9月28日まで遡って、私の背中を叩かなければ。